プロポーズの花束は当日でも用意できる?花屋の目線でスムーズな準備をご紹介します。

プロポーズの花束は当日でも用意できる?花屋の目線でスムーズな準備をご紹介します。

「プロポーズに花束を贈りたいけれど、準備が当日になってしまった…」そんな状況でも自宅近くやプロポーズ場所周辺の花屋を利用することで、素敵なプロポーズ用花束を用意することができます。本記事では、当日注文で抑えておくべきポイントや、おすすめの花束の選び方、プロポーズの時間までスムーズに準備する方法まで詳しく解説します。

プロポーズ当日に花束を用意する場合、どこで買えばいい?

プロポーズのシーンで花束は必需品です。まずは即日購入できる購入先を見つけましょう。

自宅近くやプロポーズ場所周辺の花屋を活用するのがおすすめ

プロポーズの花束を当日に用意する場合、一番現実的なのは近くの花屋を利用することです。自宅の近所やプロポーズ予定のレストランやホテルの周辺に花屋があれば、その場で受け取れるため安心です。花束の受け取り後の持ち運び時間や花屋までの移動距離を考慮してどこで購入するか決めましょう。

レストランやホテルに依頼できる場合もある

プロポーズをレストランやホテルで行う場合、花束の手配をサポートしてくれるケースがあります。そのレストランやホテルが提携している花屋に依頼できることもあるので、相談してみるのがおすすめです。場合によってはレストランやホテルまで配達してもらえる場合もあります。

ネット通販は当日配送が難しいことが多い

フラワーギフトの通販サイトでは注文日の翌日配送サービスは充実していますが、当日配送は地域や時間帯に制限があり、利用できないケースがほとんどです。当日調達を前提とする場合は、通販サイトを利用するよりも直接花屋に足を運ぶのが確実です。

【商品一覧】プロポーズの花束

当日注文で抑えておくべきポイント

希望する花材がない場合があることを想定する

当日注文では、必ずしも希望の花が揃うとは限りません。定番である赤いバラや希少な花材は在庫がない場合や売り切れていることもあります。そのため、「赤いバラがなければピンクのバラでもOK」といった代替案を考えておくと安心です。

購入先候補の花屋を複数ピックアップしておく

一軒の花屋だけに頼ると、希望の種類や色味のお花の在庫がなかった場合に困ってしまいます。花屋によっては仏花がメインで販売しているところもあり、プロポーズ用の花束の作成に不慣れな場合もあります。事前に候補となる花屋を2〜3店舗ピックアップしておくことで、確実に花束を用意できる可能性が高まります。

事前に電話で予約・相談して準備してもらう

候補の花屋をピックアップしたら、受け取り直前に直接行くのではなく、先に電話で問い合わせて「◯時までにプロポーズ用の花束を作ってほしい」とお願いするのがおすすめです。プロポーズ用と伝えると、花屋も特別感のあるデザインで用意してくれる場合があります。

当日でも選びやすい人気のプロポーズ花束

バラを中心にした定番の花束

プロポーズといえばバラの花束が定番です。特に「12本=愛の告白」「108本=永遠の愛」など、本数に意味が込められているため、花言葉と組み合わせて選ぶと特別感が増します。同じ本数であれば、ピンクのバラでも意味は変わりません。バラの在庫状況に応じて、最適な組み合わせを選びましょう。

【関連記事】プロポーズに贈るバラの花束の本数とその意味は?おすすめや花言葉をご紹介します。

季節の花を使ったおまかせ花束

当日にスムーズに手配したい場合は、その時期に出回っている季節の花を使ったおまかせ花束もおすすめです。夏はひまわり、秋はダリア、冬~春にかけてはチューリップの花束が人気です。花屋側が一番新鮮で美しい花を選んでくれるので、相談しながら納得いく花束を作ってもらえましょう。

【関連記事】プロポーズの花束でバラ以外のおすすめのお花(16種類)を花屋がご紹介します。

予算と花束のサイズ感で決めるのもおすすめ

「大きな花束で驚かせたい」「持ち運びやすいサイズで渡したい」など、シーンに合わせた花束サイズを準備することも大切です。予算が決まっている場合、、予算を伝えて花束を用意してもらいましょう。

【関連記事】プロポーズの花束、予算はいくらがベスト?後悔しない選び方と相場をご紹介します。

当日に花束を用意する上で失敗しないポイント

【プロポーズの花束】50本の赤いバラ

花束の大きさや持ち運びやすさを考える

プロポーズは移動が伴うことも多いため、大きすぎる花束は持ち帰り時に困ってしまう場合があります。持ち帰り時のことも踏まえてサイズ感を意識することで、スムーズに渡せます。

ラッピングやリボンで華やかさをプラス

当日の準備だとしても、ラッピングやリボンをこだわることで見栄えが大きく変わります。依頼する花屋に相談すれば、シンプルな花束でも華やかな雰囲気に仕上げてもらえます。

メッセージカードを添えて特別感を演出

花束に手書きのメッセージカードを添えるだけで、より心のこもった演出になります。プロポーズの定番のメッセージは「Will you marry me.」のフレーズです。メッセージカードを添えて、気持ちを伝える工夫をプラスすることがおすすめです。

【関連記事】プロポーズの花束をもらった後はどうする?その後の適切なお手入れと管理方法をご紹介します。

プロポーズをスムーズに進めるための準備

レストランやホテルと連携して花束を預ける

花束を持ち歩いていると、お花が傷んでしまいます。そのため、事前にレストランやホテルに預けておき、食後やチェックイン後のタイミングで出してもらうなどの演出が人気です。

写真や動画に残す演出を取り入れる

プロポーズは一生に一度の瞬間だからこそ、花束を抱えた状態を写真や動画で残すのもおすすめです。花束を持ったシーンは写真にも映えるので、プロポーズの思い出がより鮮やかに残ります。

花束と一緒に小物やプレゼントを添える

定番である指輪はもちろん、手紙や思い出の品(ぬいぐるみ)などを花束に添えると、より感動的なプロポーズになります。準備の時間を用意することが出来るようであれば、花束だけでなく、他のアイテムも活用するとサプライズ感が高まります。

【関連記事】プロポーズで花束と指輪を渡す順番はどっちが先?後悔しない演出のコツ

まとめ

プロポーズの花束を当日でも用意することは可能ですが、フラワーギフト通販サイトでは難しいため、近くの花屋やプロポーズ場所の周辺で購入しましょう。希望するお花が手に入らない可能性を考慮し、候補の花屋を複数用意し、事前に電話で確認しておくと安心です。バラや季節の花を使った花束は当日でも十分に華やかに仕上げられ、ラッピングやメッセージを工夫することで特別感を演出できます。まずは準備の時間をしっかり確保して、感動的なプロポーズを成功させましょう。

この記事の執筆者
木谷 大晟の人物写真

HanaTaku代表

木谷 大晟

明治大学商学部を卒業後、人材系・IT系の会社を経てフラワーデザインの道に進み、2023年7月にFlower Shop Applaughを創業。フラワーデザインの資格である公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)の1級に合格しています。
現在は、花の仕入れやギフト制作を行う生花店運営からフラワーレッスンの主催まで幅広く活動しています。その傍ら、フラワーギフトの通販サイトHanaTakuを立ち上げ、店舗とオンラインを合わせて年間数千件以上のフラワーギフトを全国のお客様にお届けしています。これらの経験を活かし、HanaTakuブログにてフラワーギフト選びに役立つ花の知識や情報をお届けしていきます。