108本のバラをプレゼントされたら困る?いらないと言われない、喜んでもらうための準備をご紹介!

108本のバラをプレゼントされたら困る?いらないと言われない、喜んでもらうための準備をご紹介!

108本のバラは「永遠(とわ)の愛」を意味し、プロポーズや記念日に贈られる特別な花束です。抱えきれないほどのボリュームは圧倒的なインパクトがあり、誰もが憧れる贈り物のひとつといえるでしょう。
一方で、「大きすぎて持ち帰りが大変そう」「花瓶に入りきらないのでは?」と、不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、108本のバラをもらったときによくあるお悩みと、その解決方法をご紹介します。実際の工夫や楽しみ方も交えて解説しますので、贈る側も受け取る側も安心して特別な花束を楽しめる参考にしてください。

そもそも108本のバラの花束はどんな時にプレゼントする?

ご紹介した通り、108本のバラの花束は「永年の愛」という意味を持ち、愛の気持ちを伝える花束として知られています。その他にも「結婚してください」という意味も持っており、プロポーズのシーンで最も選ばれる機会が多い花束です。

ただ、プロポーズ専用ということもなく、結婚記念日や誕生日、結婚式でのサプライズというあらゆる場面でも贈られることもあります。

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108本のバラをもらったときによくあるお悩み

さて、108本のバラをもらった後は嬉しさいっぱいですが、時間が経過するにつれて、「この後どうしよう…」と感じる方もいます。そんなもらった際によくある悩みについてご紹介します。

サイズが大きすぎて持ち帰りに苦労する

108本のバラは、両手で抱えるほどの大きさになります。そのため、電車やバスなどの公共交通機関では持ち帰るのが大変と感じる方もいます。また、周囲からも「プロポーズされたのかな」という目で見られ、恥ずかしいと感じることあります。

関連記事:プロポーズの花束をもらった後はどうする?その後の適切なお手入れと管理方法をご紹介します。

自宅に飾るスペースが確保できない

108本ものバラはボリュームがあるため、通常の花束よりも飾るスペースを必要とします。単純計算で10本ずつに分けても11個ほどに分けられるので、特に一人暮らしの方やお部屋の広さに限りがある場合、置き場所に悩むケースがあります。

花瓶や花器がなく困る

普段使っている花瓶では容量が足りず、入りきらないことも。花瓶を複数持ち合わせていても、108本全てを生けることは容易ではありません。せっかくの豪華なバラをそのまま飾れないのは残念に思うかもしれません。

水替えやお手入れの負担が大きい

本数が多い分、こまめな水替えやお手入れも手間がかかります。特別なシーンでもらうからこそ、長く楽しみたいですよね。「どう管理すればいいの?」と悩む方が多いポイントです。

関連記事:108本のバラの花束はどこで買う?購入先と選び方のポイントもご紹介!

108本のバラをプレゼントするのを避けたいシーンとは?

スーツケースを持ち合わせる旅行先で大荷物で持ち帰りが難しい場合

旅先でのサプライズは素敵ですが、大きな花束をそのまま持ち帰るのは現実的には大変です。洋服やスーツケースなど荷物が多い場合、それに加えて108本のバラの持ち運びはかなりの負担となります。状況によっては別の方法を検討するのが安心です。

相手の自宅が一人暮らしやスペースが限られている場合

お部屋がコンパクトな場合、108本のバラを一度に飾ることのは難しいことがあります。せっかくプレゼントしても飾る場所がないため、そのままラッピングしたまま枯らしてしまう…そういったことがないように準備しましょう。

関連記事:108本のバラの意味と花言葉|プロポーズに選ばれる理由

108本のバラを贈る際に相手が困らないための工夫

持ち運びの際に車やタクシーを用意する

帰宅の際に車やタクシーを手配しておくことで、安心して花束を持ち帰りができます。車内での持ち運びは電車などの移動手段と比較して紫外線の影響や寒暖差がないため、お花の状態を保ちやすくなります。移動手段を確保しておくことで、多くの方が抱える「どうやって運ぶの?」という不安を解消できます。

花瓶やフラワーベースを一緒に準備しておく

贈る際には事前に花瓶の有無を確認しておきましょう。もし花瓶やフラワーベースがない場合には、一緒に用意することですぐに飾ることができ、喜ばれます。お相手が花の扱いに慣れていない場合でも安心です。

花瓶がない場合はバケツを用意する

花瓶の用意が難しい場合は、大き目のバケツを用意しましょう。だいたい20cm以上のの大きさがあれば、束ねた状態でそのまま生けることができます。

ただ、一つの容器に大量のバラを生けていると、お水が汚れやすくなり、お花同士が蒸れて傷みやすくなるため、バケツに生けるのは応急措置的な使い方に留めましょう。

プリザーブドフラワー加工専門業者を手配しておく

長期保存をしたいという方向けとなりますが、生花のバラを数年単位で保存したい場合は加工業者への持ち込みがおすすめです。事前にプリザーブドフラワーやレジン加工業者を下調べしておき、花束を渡した当日以降に持ち込むことで長期保存加工を行ってもらうことが出来ます。これらの業者に依頼することで、観賞用のスペースがなくそのまま枯れてしまうのを待つしかないという不安を払しょくすることが出来ます。

関連記事:プロポーズの花束、予算はいくらがベスト?後悔しない選び方と相場をご紹介します。

まとめ|困ることもあるけれど、それ以上に喜びが大きい

108本のバラは、そのボリュームや豪華さから「持ち帰りやお手入れが大変」と思う場面もあるかもしれません。ですが、それ以上に大切なのは「一生に一度の特別な贈り物」としての感動です。

工夫次第で困りごとは解決でき、二人にとって忘れられない幸せな思い出になります。人生でそう多くない特別なプレゼントを後悔のない形でタノン氏で見てください。

この記事の執筆者
木谷 大晟の人物写真

HanaTaku代表

木谷 大晟

明治大学商学部を卒業後、人材系・IT系の会社を経てフラワーデザインの道に進み、2023年7月にFlower Shop Applaughを創業。フラワーデザインの資格である公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)の1級に合格しています。
現在は、花の仕入れやギフト制作を行う生花店運営からフラワーレッスンの主催まで幅広く活動しています。その傍ら、フラワーギフトの通販サイトHanaTakuを立ち上げ、店舗とオンラインを合わせて年間数千件以上のフラワーギフトを全国のお客様にお届けしています。これらの経験を活かし、HanaTakuブログにてフラワーギフト選びに役立つ花の知識や情報をお届けしていきます。