108本のバラの花束はどこで買う?購入先と選び方のポイントもご紹介!

108本のバラの花束はどこで買う?購入先と選び方のポイントもご紹介!

108本のバラは「結婚してください」という意味を持つ、プロポーズにふさわしい特別な花束です。
ただし、通常の花束とは違い特殊な花束であることから花屋の経験や技術によって仕上がりが大きく左右されます。
108本のバラをプレゼントしたいけど、「どこで買えば安心?」「どうしたら当日きれいに渡せる?」と不安に感じる方のために、購入先ごとの特徴と注意点をまとめました。

108本のバラの意味と花言葉

赤いバラの花束

まず、108本のバラは「結婚してください」「永遠の愛」の意味を持っています。「108」という数字が「とわ(永遠)」と読めることから永遠という意味を持ち、「永遠の愛」という花言葉がつけられています。

また、仏教では人の心を乱す欲や迷いを「煩悩(ぼんのう)」と呼び、その数は108あるとされています。大晦日の夜にお寺で鐘を108回撞くのは、この煩悩を取り除くためです。
108本のバラには「迷いや弱さを乗り越えて、純粋で永遠の愛を誓う」という意味も込められています。

関連記事:108本のバラの意味と花言葉|プロポーズに選ばれる理由

108本のバラの束ね方

一言で108本のバラの花束といっても仕上がりの形は「丸いラウンド型」と「正面を見せるオーバル型」の2つに分かれます。可愛らしくオシャレな雰囲気に仕上がるのはラウンド型でプロポーズでも人気があります

オーバル型の108本のバラの花束

正面を作って束ねて、前から後ろへバラの長さが長くなる束ね方です。正面があるため、ラウンド型よりも迫力がありボリュームがあるように見えrます。

ラウンド型の108本のバラの花束

上から見るとこんもり丸く見える束ね方です。オーバル型のバラの花束よりもコンパクトにも見えます。

経験の豊富な花屋なら依頼に応じてきれいにまとめてくれるので、どちらの形に仕上げられるのかを事前に確認しておくのがおすすめです。

【商品一覧】プロポーズの花束

108本のバラの購入場所

生花店

基本的には多くの花屋で注文は可能です。ただ、いくら花屋とはいえ、108本の大きな花束の制作を日常的に行っているところことは少なく、過去の対応件数ですら少ない場合も多いというのが現実です。

プロポーズ専門通販サイト

通販サイトやプロポーズ専門店でも108本のバラの花束を扱っているお店は多くあります。お店の中でも商品サンプルの写真を事前に見られる通販サイトであれば、仕上がりのイメージ違いを避けられるので安心です。
また、完成した花束をレストランやホテルに直接配達してもらえるのも大きなメリットです。重量が5kg以上と重くて持ち運びに不向きな108本のバラの花束は、レストランやホテルなどの出先で贈る場合、通販サイトでの配達を選ぶことがおすすめです。

レストランやホテルの手配サービス

会場が提携して花束を準備してくれる場合もあります。予約をする際に花束の用意が可能か事前に相談しましょう。

こちらの手配サービスがある場合、段取りはスムーズに進みますが、価格は高くなる傾向にあります。

関連記事:プロポーズの花束はどこで買う?おすすめの購入先や予約のタイミングをご紹介!

108本のバラの花束を買う前の注意点

必ず予約をする

108本のバラは、大量のバラが必要になるため、即日や直前に対応できる花屋はほとんどありません。特に街の花屋では108本の在庫を常時確保していることは稀であり、注文が重なると希望日には準備できない可能性もあります。

また、制作に30分~1時間程度要するため、花屋側の準備の時間も必要となります。そのため、余裕をもってお渡し予定日の1週間以上前には予約するにしましょう。

制作に慣れた業者を下調べする

108本のバラの花束は単なる「量」の問題だけでなく、美しい形に整える技術も必要です。制作に慣れた花屋であれば、バラの花の向きや花束全体の丸みをきれいに仕上げられますが、経験が不足しているお店ではバラの隙間や高さが不揃いになり、見た目の迫力や完成度に差が出ることがあります。
予約時には「ラウンド型に仕上げてほしい」など具体的に依頼内容を伝え、花束の完成イメージを共有できるかも確認しておきましょう。

関連記事:プロポーズに贈るバラの花束の本数とその意味は?おすすめや花言葉をご紹介します。

旅行先や荷物の多い場所でのプレゼントは避ける

108本のバラは重量があり、持ち運びが大変な花束です。旅行中や荷物が多いシーンでの持ち帰りは、花を傷めたり折れてしまうリスクが高く、せっかくの大切な瞬間が台無しになりかねません。

そのため、渡した後の持ち帰りのシーンを想像して、渡すかどうかを判断しましょう。

出先でのプロポーズやホテル・レストランでのサプライズには、配達サービスを活用するのが最も安全です。
特にネットショップやプロポーズ専門店では、指定の日時・場所に花束を届けてくれるため、重さや移動の心配をせずに、最高の状態で花を渡せるのが大きなメリットです。

 ラッピング後の仕上がりのイメージを確認する

108本のバラは、花屋の技術と経験によって完成度が大きく変わるため、事前に仕上がりのイメージを確認できるかどうかは非常に重要です。

写真やサンプルを確認できる花屋・通販サイトなら、ラウンド型やオーバル型の違いが確認できます。

また、108本は存在感が大きい花束なので、ラッピングやリボンの色・質感もイメージ通りに仕上がるのかも重要です。ここを確認しておくことで、思い描いたプロポーズの演出を再現することができます。

まとめ

108本のバラは、圧倒的な存在感と「結婚してください」という意味を兼ね備えた特別な贈り物です。
ただし、その完成度は花屋の腕や経験に左右されるため、購入先の選び方がとても重要になります。

  • 実績のあるプロポーズ専門店や通販サイトを選ぶ

  • 丸い仕上がりを希望する場合はのラウンド型で依頼する

  • 出先でのプレゼントの場合は配達してくれる業者がおすすめ

これらを押さえれば、大切な瞬間を最高の思い出にすることができるでしょう。

関連記事:プロポーズの花束をもらった後はどうする?その後の適切なお手入れと管理方法をご紹介します。

この記事の執筆者
木谷 大晟の人物写真

HanaTaku代表

木谷 大晟

明治大学商学部を卒業後、人材系・IT系の会社を経てフラワーデザインの道に進み、2023年7月にFlower Shop Applaughを創業。フラワーデザインの資格である公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)の1級に合格しています。
現在は、花の仕入れやギフト制作を行う生花店運営からフラワーレッスンの主催まで幅広く活動しています。その傍ら、フラワーギフトの通販サイトHanaTakuを立ち上げ、店舗とオンラインを合わせて年間数千件以上のフラワーギフトを全国のお客様にお届けしています。これらの経験を活かし、HanaTakuブログにてフラワーギフト選びに役立つ花の知識や情報をお届けしていきます。