プロポーズといえばバラの花束が定番ですが、バラを選ばらなくてはならないという訳ではありません。最近ではバラ以外の花を選ぶ方も増えています。本記事ではプロポーズの花束でおすすめのバラ以外のお花や選び方をご紹介します。
バラ以外を選ぶ理由:オリジナリティと相手への配慮
そもそもプロポーズの花束でバラが選ばれる理由としては、本数別に付けられた花言葉がプロポーズのシーンと相性が良いためです。例えば、12本のバラの花束には「私の妻になってください」、108本のバラの花束には「私と結婚してください」という意味を持っています。
一方、バラ以外のお花を選ぶのは贈る相手の好みやアレルギーへの配慮、他の人と被らないオリジナリティを求めることが理由として挙げられます。
花屋の目線としてはバラ以外にも素敵なお花は多く出回っているため、ご自身が納得いくものを選ぶことをおすすめしております。
プロポーズの花束の選び方(3パターン)
おすすめのお花をご紹介する前に、プロポーズの花束に用いるお花の選び方をご紹介します。
1.花言葉・季節のお花から選ぶ
最も定番な選び方です。バラのように花にはそれぞれ特有の花言葉があり、贈る花によって異なるメッセージを伝えることができます。例えば、チューリップは「愛の告白」、ガーベラは「希望」の花言葉を持っています。相手に伝えたい想いを花言葉に託して選ぶと、より心に響くプロポーズになります
また、プロポーズの時期に旬を迎えるお花を用いた花束も人気です。春にはチューリップ、夏はひまわりなど、その季節ならではのお花を入れることで、オリジナリティを出すことが出来ます。
2.花束の色味から選ぶ
続いて、お誕生日に贈る際のように色味から選ぶ方法です。花束の色合いは、全体の印象を大きく左右します。例えば、赤やピンクは情熱や愛情を、白やブルーは清楚さや誠実さを表現します。相手の好みやプロポーズのシチュエーションに合わせて、色味を選ぶことが大切です。
3.贈りたい花束のサイズから選ぶ
花束のサイズも重要なポイントです。小ぶりで可愛らしいブーケから、豪華でボリュームのある花束まで、さまざまなサイズがあります。プロポーズのシーンでは、非日常を味わうために大きさを重視することもありますが、渡す場所や持ち運びのしやすさ、相手の好みに合わせて適切なサイズを選びましょう。
バラ以外のおすすめのお花をご紹介!
それではプロポーズにおすすめのお花をご紹介します。
プロポーズの花束:花言葉で選ぶ
プロポーズに向いている花言葉を持つお花をご紹介します。
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チューリップ:「愛の告白」「真実の愛」
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ガーベラ:「希望」「前進」
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ひまわり:「あなただけを見つめる」
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カスミソウ:「幸福」「感謝」
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ユリ:「無垢」「純粋な愛」
- 胡蝶蘭:「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」
メインのお花として多くの方に愛されるガーベラやひまわりもポジティブな花言葉を持っており、プロポーズ向きとされています。
これらのお花は、バラ+αとして選ばれることもあります。写真のようなバラにかすみ草を加えた花束も人気があります。
ただ、花言葉や色の意味には、ポジティブなものだけでなく、ネガティブな意味を持つものもあります。例えば、黄色いチューリップは「望みのない恋」といった意味があります。贈る花の花言葉や色の意味を事前に確認し、誤解を避けるようにしましょう。
プロポーズの花束:季節のお花で選ぶ
季節に合わせた花を選ぶことで、より自然で心地よい印象を与えることができます。以下に、季節ごとのおすすめの花材を紹介します。
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1月~3月:チューリップ、スイートピー、ラナンキュラス、ミモザ、クリスマスローズ
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4月~8月:スズラン、シャクヤク、アジサイ、ひまわり
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9月~11月:ダリア、コスモス、アマリリス
今回お選びしたお花は花束の主役となるものです。バラの花束のように、一種類のお花をふんだんに入れたシンプルな花束も人気があります。もちろん、メインのお花を指定して、そのほかの小花やグリーンをおまかせで作ってもらうケースもあります。
季節感を取り入れることで、独自性や特別感のある花束に仕上がります。
プロポーズの花束:色から選ぶ
色別に選ぶ場合は、お花の種類に拘らず、自然体に近い花束を贈りたい方におすすめです。続いて、色別の花束の一般的なイメージを紹介します。
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赤色の花束:情熱、愛情、エネルギー
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ピンク色の花束:優しさ、感謝、幸福
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黄色・オレンジ色の花束:元気、希望、友情
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紫色の花束:高貴、神秘、尊敬
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白・グリーン色の花束:純粋、清潔、誠実
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水色・青色の花束:落ち着き、知性、信頼
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カラフルな花束:多様な感情や祝福の気持ちを表現
プロポーズ用途の花束の場合、赤色やピンク色の花束が選ばれる傾向がありますが、相手の好みやプロポーズのシチュエーションに合わせて、適切な色合いを選びましょう。
プロポーズの花束:大きさ・価格別で選ぶ
予算から花束の雰囲気を選ぶ場合もあります。一度きりのプロポーズのため、特別感のある大きな花束も非常に人気です。価格帯によってサイズやボリュームが異なるため、以下を参考にサイズや雰囲気のイメージを膨らませてください。
人気の価格帯は8,000円~20,000円
プロポーズ用の花束は、日頃渡すことのない大きめで特別感のある価格帯が人気です。具体的な金額としては8,000円~20,000円程度です。
最も、108本のバラの花束となれば50,000円~60,000円ほどになることもあり、予算は人それぞれです。予算にあった花束を選びましょう。
参考までに当店での価格別の花束サイズイメージをご紹介します。
なお、依頼するお店によって大きさは異なります。事前に大きさを把握しておきたい場合、写真や動画などでサイズが伝わるものを用意しておくと、失敗するリスクを減らすことが出来ます。
プロポーズの花束を注文する際に気を付けること
最後に注文する際に気を付けるポイントをご紹介します。
プロポーズ用途と伝える
バラの花束の注文であれば、花屋側も察することが出来ますが、バラ以外の花束の場合はプロポーズ用途と判断することが出来ない場合があります。プロポーズ用途と分かれば、それに合ったラッピングやリボンを用意してくれる場合があるため、ご予約時にしっかり伝えるようにしましょう。
通販サイトで注文する場合も備考欄や用途選択を活用して、伝えることをおすすめします。
雰囲気に合うラッピングペーパーを指定する
ラッピングは花束の印象を左右する大切な要素です。渡したい花束のイメージがある場合は、希望するラッピングペーパーの色味を伝えましょう。希望がない場合でも、花束に用いられているお花と同系色のペーパーを選ぶと外すことがないでしょう。
セロファンの有無を判断する
セロファンは花束を保護してくれる役割がある一方で、撮影時にはライトが反射し、写真に残すと花束のお花が見えづらくなるという難点があります。特別感のある花束を写真として残しておくために、セロファンなしでのラッピングを検討するとよいでしょう。
保水処理を行う
プロポーズ当日まで花を美しく保つためには、花束の保水処理が重要です。当日中に受け取り、お渡しする場合でも時間の経過と共にお水が不足してしまうため、切り口に保水ゼリーを付けてもらいましょう。処理されていない場合。お花の種類によっては水不足になり、渡すタイミングで元気がない、そんな状態になってしまうこともあります。
有料になる場合が多いですが、保水の処理を依頼することで、鮮度を保つことができます。
プロポーズの花束をもらった後はどうする?その後の適切なお手入れと管理方法をご紹介します。
まとめ|バラ以外の花束で、心に残るプロポーズを
バラに代わる花束は、贈る相手の個性や好みに合わせた特別な選択肢となります。花言葉や色合い、季節感を考慮し、心を込めた花束を選ぶことで、プロポーズの瞬間がより感動的なものになるでしょう。
注文時のポイントや購入先も参考に、最高のプロポーズを演出してください。
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