胡蝶蘭の種類を徹底解説|大きさ・色・本数で選ぶポイントとは

胡蝶蘭の種類を徹底解説|大きさ・色・本数で選ぶポイントとは

お祝いやお見舞いの贈り物として胡蝶蘭を選ぼうとしたとき、「大輪」「ミディ」「3本立ち」「5本立ち」など、聞き慣れない言葉が並んでいて戸惑った経験はありませんか。胡蝶蘭は見た目が似ていても、大きさ・色・本数によって印象や適した贈り先が大きく変わる花です。

この記事では、胡蝶蘭の種類を「大きさ」「色」「本数」という3つの軸から分かりやすく整理し、それぞれどんな場面に向いているのかをご紹介します。何となく選んでしまうと、贈り先のスペースや用途に合わなかったり、色の印象がシーンにそぐわなかったりすることもあるため、選ぶ前にひと通り種類を知っておくと安心です。

これから胡蝶蘭を選ぶ方が、贈る相手やシーンに合った一鉢を見つけられるよう、基本的な知識から選び方のポイントまで順にお伝えしていきます。

胡蝶蘭の種類は「大きさ」「色」「本数」で見分ける

胡蝶蘭の種類は非常に多く、品種名だけでも数十種類にのぼりますが、贈り物として選ぶ際に知っておきたい分類は大きく3つです。

  • 花の大きさによる分類(大輪・中大輪・ミディ・ミニなど)
  • 花の色による分類(白・ピンク・黄色・赤リップなど)
  • 花茎の本数による分類(1本立ち・3本立ち・5本立ちなど)

この3つの軸を押さえておくだけで、カタログやネット通販に並ぶ胡蝶蘭の違いが理解しやすくなります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

【関連記事】胡蝶蘭の花言葉|色別・本数別の意味とお祝い・お悔やみでの選び方をご紹介します

大きさで選ぶ胡蝶蘭の種類

胡蝶蘭は花の直径によって、大まかに「大輪」「中大輪」「ミディ(中輪・小輪)」「ミニ」に分けられます。胡蝶蘭は花のサイズ別に「大輪」「中輪」「小輪(ミディ/ミニ)」「マイクロ」の4つに分類されます。

大輪胡蝶蘭

大輪の胡蝶蘭は、花が直径10~15㎝と大きく存在感があります。鉢植えの場合の高さは約90〜120㎝にもなり、ボリュームがある種類です。豪華で華やかな印象を与えるため、開業祝いや開店祝い、就任祝いといったビジネスシーンの贈り物として選ばれることが多いサイズです。

中大輪

中輪の胡蝶蘭は、花の大きさが6~9㎝です。鉢植えの場合の高さは約60〜80㎝で、十分な華やかさがあります。大輪と比べてコンパクトなため、置き場所に限りがある贈り先や、個人宅への贈り物にも向いているサイズです。ビジネスシーンでも、あまり大きすぎるものを避けたい場合の選択肢としてよく選ばれています。

ミニ・マイクロ胡蝶蘭

小輪(ミディ/ミニ)胡蝶蘭は、花の直径が5~7㎝ほどの小ぶりなサイズ感です。鉢植えの場合の高さは約30〜50㎝で、華やかさはありつつ、手軽に育てやすいのが魅力的です。デスクや玄関、リビングの一角など、限られたスペースに飾りたい場合や、観賞用として気軽に楽しみたい方に向いています。個人へのちょっとしたプレゼントとしても人気の高いサイズです。

色で選ぶ胡蝶蘭の種類

胡蝶蘭は白色が定番のイメージですが、実際には多彩な色のバリエーションがあります。胡蝶蘭の原種の花色は、白やピンク、黄色や緑色、黒っぽい色合いなどがあると言われています。また、スポットなどの模様が入る品種もあります。

贈答用として流通している大輪胡蝶蘭は、白花の原種を品種改良したものが中心のため、大輪の胡蝶蘭は白色が中心に出回っています。大輪品種は白のほかにも、ピンクや黄色、花の中心部が赤い赤リップなどが代表的です。

白色の胡蝶蘭

最も定番でフォーマルな印象を持つのが白色の胡蝶蘭です。白は「純粋」「清純」「清潔」といった花言葉を持ち、最も一般的でフォーマルなシーンからプライベートまで幅広く贈ることができます。お祝いの場だけでなく、お悔やみの花としても選ばれる色で、贈る相手やシーンを問わず選びやすいのが特徴です。

ピンク色の胡蝶蘭

柔らかく華やかな印象を与えるピンクは、女性への贈り物として人気の色です。ピンクは「あなたのことを愛しています」「純粋な愛」という花言葉を持ち、女性への贈り物や、母の日、結婚記念日など、愛情を表現したい場合に最適です。

黄色の胡蝶蘭

明るく元気な印象の黄色は、ビジネスシーンでの人気が高い色です。黄色は「金運」「商売繁盛」という花言葉を持ち、ビジネスシーンでの開店祝いや開業祝いなど、事業の成功や発展を願う贈り物として特に人気があります。

赤リップの胡蝶蘭

白い花びらの中心だけが赤く染まった赤リップは、紅白を思わせる縁起の良い印象から、お祝いの贈り物として選ばれることが多い色です。華やかさと上品さを兼ね備えているため、ビジネス・個人問わず幅広いシーンで活躍します。

青・オレンジ・紫などのカラー胡蝶蘭

珍しい色合いの胡蝶蘭は、天然の色味を持つ品種のほか、染料や塗料を使って着色した「染め胡蝶蘭」として流通しているものもあります。個性的で目を引く色合いのため、インテリアに合わせたギフトや、特別感を出したい贈り物として選ばれることがあります。ただし流通量が少なく、白色などの定番カラーに比べて価格が高めになりやすい点は覚えておくとよいでしょう。

本数(花茎の数)で選ぶ胡蝶蘭の種類

胡蝶蘭を選ぶ際によく見かける「3本立ち」「5本立ち」という表記は、花が付いている茎(花茎)の本数を表しています。本数が多いほど花の量が増え、ボリュームや豪華さが増す一方で、価格も高くなる傾向があります。

  • 1本立ち・2本立ち:コンパクトで控えめな印象。個人宅への贈り物や、置き場所が限られる場合に向いています。
  • 3本立ち:胡蝶蘭のギフトとして最も選ばれる定番の本数です。華やかさと扱いやすさのバランスが良く、開店祝いや就任祝い、誕生日など幅広いシーンで使われます。
  • 5本立ち以上:非常に豪華でボリュームのある仕上がりになります。特別なお祝いや、格式の高いビジネスシーンでの贈り物にふさわしい存在感があります。

本数が増えるほど鉢のサイズも大きくなりやすいため、贈り先に置くスペースがあるかどうかも事前に確認しておくと安心です。

【関連記事】胡蝶蘭の値段相場はいくら?本数・サイズ別の価格とシーン別の選び方

贈るシーンから胡蝶蘭の種類を考える

ここまでご紹介した「大きさ」「色」「本数」を踏まえて、実際にどのように選べばよいかを整理してみましょう。

  • 開業・開店・就任祝いなどのビジネスシーン:存在感のある大輪の3本立ちや5本立ちが人気です。色は白や黄色、赤リップなどが選ばれやすい傾向があります。
  • 個人宅への贈り物や置き場所が限られる場合:中大輪やミディサイズが扱いやすく、圧迫感を抑えられます。
  • 母の日や結婚記念日など、愛情を伝えたいシーン:ピンク色の胡蝶蘭が定番の選択肢です。
  • お悔やみやお見舞いのシーン:白を基調とした落ち着いた印象の胡蝶蘭が選ばれることが多いです。なお、お見舞いの際は鉢植えを避けるべきとされる場合もあるため、贈るシーンに応じたマナーの確認もおすすめします。

迷った場合は、白色の胡蝶蘭を選んでおくと、フォーマルな場でも個人向けでも違和感なく贈ることができます。

胡蝶蘭を探すならネット通販サイトのHanaTakuがおすすめ

胡蝶蘭を購入するなら、お花のネット通販サイトの「HanaTaku(ハナタク)」がおすすめです。開店祝いや誕生日、お悔みなど、シーンに合わせた胡蝶蘭を予算に応じて選ぶことができます。大切な方への贈り物選びに、ぜひHanaTakuをご活用ください。

この記事の執筆者
木谷 大晟の人物写真

HanaTaku代表

木谷 大晟

明治大学商学部を卒業後、人材系・IT系の会社を経てフラワーデザインの道に進み、2023年7月にFlower Shop Applaughを創業。フラワーデザインの資格である公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)の1級に合格しています。
現在は、花の仕入れやギフト制作を行う生花店運営からフラワーレッスンの主催まで幅広く活動しています。その傍ら、フラワーギフトの通販サイトHanaTakuを立ち上げ、店舗とオンラインを合わせて年間数千件以上のフラワーギフトを全国のお客様にお届けしています。これらの経験を活かし、HanaTakuブログにてフラワーギフト選びに役立つ花の知識や情報をお届けしていきます。