プロポーズの花束

プロポーズの花束ガイド

プロポーズの花束の選び方

プロポーズ。それはふたりの人生の節目となる特別な瞬間です。
その場に花束があるだけで、空気が変わり、感動が何倍にも膨らみます。
花束はただの贈り物ではなく、「想いを形にするギフト」。色や種類、本数まで全てに意味があり、それを丁寧に選ぶことで、あなたの気持ちを言葉以上に伝えることができます。

王道な花束を選ぶ

プロポーズといえば、やはり王道の「赤いバラ」。
その美しさとインパクトは圧倒的で、「愛しています」「永遠に一緒にいたい」というメッセージが花そのものから伝わります。

特にに人気なのが12本の赤バラ（ダズンローズ）。
これは「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」など、結婚生活に必要な12の誓いを象徴し、欧米ではプロポーズの定番とされています。

12本のバラの花束（ダズンローズ）

相手の雰囲気に合ったカラーを選ぶ

花の色は、受け取る人の印象や性格に合わせて選ぶのがおすすめです。

• ピンクのバラ：やさしさや感謝を表す。上品で穏やかな女性に。
• 白いバラ：純粋さ、誠実さを象徴。清楚で落ち着いた雰囲気の方に。
• オレンジや黄色の花：元気で明るい印象を持つ方にぴったり。
• 青いバラ：唯一無二の愛や奇跡を意味する特別な存在。特別なサプライズに最適。

お相手の方が好きな特別な花色を選ぶこともおすすめです。

シーンに合わせたサイズ感を選ぶ

花束の大きさやスタイルは、プロポーズのシチュエーションに応じて変えるのがポイントです。

• レストランの場合：コンパクトで持ち運びやすく、テーブルにも置けるサイズ感。
• 自宅でのサプライズ：ボリュームたっぷりの花束で感動を演出。
• 旅先や屋外のプロポーズ：写真映え重視＋持ち歩きやすさも考慮。

シーンに合った花束は、気遣いや演出力の高さを感じさせ、プロポーズの成功率も高まります。

花言葉にも注目しよう

「永遠の愛」「感謝」「希望」など、花それぞれに込められた意味（花言葉）も大切なポイント。伝えたい想いを花言葉に託してみてください。

バラの花束の色別の意味

花束以外にも指輪やホテル宿泊などの費用も考慮する必要があるため、予算に合わせて最適な花束を選びましょう。

プロポーズの花束の予算

バラの色別 花言葉一覧

バラは色によって込められたメッセージが大きく異なります。代表的な色ごとの花言葉は以下の通りです

• 赤色のバラ：「あなたを愛しています」「愛」「美」「ロマンス」「情熱」
• ピンク色のバラ：「感謝」「上品」「しとやか」「幸福」「愛の誓い」
• 白色のバラ：「純粋」「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」
• 黄色のバラ：「友情」「平和」「嫉妬」
• オレンジ色のバラ：「絆」「信頼」「幸多かれ」「健やか」
• 緑色のバラ：「穏やか」「希望を持ち得る」
• 紫色のバラ：「気品」「高貴」「尊敬」「誇り」
• 黒色のバラ：「決して滅びることのない愛」「永遠の愛」「あなたはあくまで私のもの」
• 青色のバラ：「夢かなう」「奇跡」
• レインボーバラ：「無限の可能性」「奇跡」

バラの本数別 花言葉一覧

贈るバラの本数にも、それぞれ深い意味が込められています。プロポーズの花束選びにぜひ役立ててください。

• 1本：「ひとめぼれ」
• 2本：「この世界は2人だけのもの」
• 3本：「愛しています」「告白」
• 4本：「死ぬまで気持ちは変わりません」
• 5本：「あなたに出会えて心から嬉しいです」
• 6本：「あなたに夢中です」
• 7本：「片思い」
• 8本：「あなたに感謝しています」
• 9本：「いつまでも一緒にいてください」
• 10本：「あなたは完璧な人です」
• 11本：「最愛」
• 12本：「私の妻になってください（ダズンローズ）」
• 13本：「永遠の友情」
• 14本：「誇りに思います」
• 15本：「ごめんなさい」
• 16本：「不安な愛」
• 17本：「絶望的な愛」
• 18本：「誠実」
• 19本：「忍耐と期待」
• 20本：「私のひとひらの愛」
• 21本：「あなただけに尽くします」
• 22本：「あなたの幸運を祈る」
• 24本：「1日中思っています」
• 25本：「あなたの幸せを祈っています」
• 30本：「縁を信じています」
• 36本：「ドラマチック」
• 40本：「真実の愛」
• 44本：「変わらぬ愛」
• 50本：「恒久」
• 99本：「永遠の愛」「ずっと好きでした」
• 100本：「100％の愛」
• 101本：「これ以上ないほど愛しています」
• 108本：「結婚してください」
• 365本：「あなたが毎日恋しい」
• 999本：「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
• 1,000本：「1万年の愛を誓います」

バラの本数別の意味・花言葉

人気の組み合わせ（バラ以外も含む）

プロポーズの花束といえばバラが定番ですが、他にも素敵な選択肢があります。相手の好みや季節、シーンに合わせて選ぶのもおすすめです。

• 赤いバラの花束：王道の「愛の象徴」。強く情熱的な気持ちを伝えられます。
• カスミソウと赤・ピンクバラ：優しく清らかな印象をプラスし、ナチュラルで温かみのある花束に。
• ガーベラ：明るく前向きなイメージで、華やかさと可愛らしさを演出。
• ひまわり：夏らしい元気な花。大きな花姿でまっすぐな愛を象徴。
• ダリア：華麗でボリューム感のある存在感。豪華なプロポーズに最適。
• チューリップ：色によって花言葉が異なり、春のプロポーズに人気。
• 青いバラ：希少で神秘的。夢や奇跡の象徴として特別な想いを伝えます。

バラ以外のおすすめのプロポーズ花束

花束の渡し方とタイミング

プロポーズの花束はただ用意するだけではなく、渡し方やタイミングも成功のカギを握ります。特にサプライズで渡す場合は、周囲の協力や事前準備が欠かせません。

レストランやホテルで渡す場合

あらかじめスタッフにプロポーズの旨を伝え、花束を渡すタイミングを相談しましょう。スタッフの協力を得ることで、スマートな演出が可能になります。花束はプロポーズ当日の午前中～夕方に届くように手配し、新鮮な状態を保つことも重要です。

自宅やドライブデートで渡す場合

花束は見つからない場所に隠し、渡す直前に取り出すのがおすすめです。特に夏場の社車内は非常に温度が上がりやすくお花が傷みやすいため、ドライブデートでのプロポーズの場合は涼しい季節や冬をおすすめします。

プロポーズの花束を用意する際の注意点

サプライズの演出に欠かせない花束ですが、かさばる・鮮度管理が難しいなどの弱点もあります。これらをあらかじめ理解し、対策を練っておくことが大切です。

かさばり問題

大きな花束は隠しづらいため、渡す場所やタイミングを考慮しましょう。状況によってはコンパクトなサイズを選んだり、あらかじめ協力者（スタッフなど）に預ける方法も検討する必要があります。

鮮度管理

花は直射日光や高温、多湿に弱いため、配送時や持ち運び時は涼しい場所で保管し、できるだけ当日渡すようにしましょう。

特に夏場はお花が傷みやすいため、持ち運びの時間が短くなるよう心掛ける必要があります。

渡す直前の準備

花束を受け取る際は、花屋で直接受け取るか、配達店受け取りを選びのがおすすめです。事前に配達日時を調整することで、万全の準備ができます。

プロポーズの花束をもらった後の楽しみ方

生花のまま楽しむ

花瓶に飾って日々の変化を楽しむのは一番シンプルで贅沢な楽しみ方です。こまめな水替えや切り戻しで長持ちさせましょう。

ドライフラワーにする

思い出を長く残したいならドライフラワーがおすすめです。バラは乾燥にも強く、自然な風合いが楽しめます。

プリザーブドフラワーにする

色鮮やかさを保ったまま保存したい場合はプリザーブドフラワーがおすすめです。多少費用は掛かりますが、プロポーズの瞬間をいつでも思い出せるインテリアとなります。

花束をもらった後のお手入れ・保存方法