クリスマスリースはどこに飾る?玄関やリビングなど異なる意味も解説!

クリスマスリースはどこに飾る?玄関やリビングなど異なる意味も解説!

クリスマスシーズンの訪れを告げる「クリスマスリース」。実は、飾る位置にはそれぞれ意味や願いが込められているのをご存じですか?玄関やリビング、壁やドアなど、飾る場所によって雰囲気も印象も大きく変わります。
この記事では、クリスマスリースをどこに飾るのがいいのか、そして場所別の意味や飾り方のコツを解説します。
お部屋の雰囲気や目的に合わせて、今年はより素敵にリースを飾ってみましょう。

クリスマスリースはどこに飾る? ― 飾る場所で変わる意味と印象

クリスマスリースは、飾る場所によって込められる意味や印象が異なる装飾です。
同じリースでも、玄関に飾るのか、リビングに飾るのかでまったく違う雰囲気を楽しめます。

玄関に飾るリース

玄関は家の顔ともいえる場所です。リースを飾ることで「ようこそ」の気持ちを伝えることができます。
欧米では古くから魔除けや幸運のシンボルとして玄関にリースを飾る習慣があり、日本でも冬の定番デコレーションになっています。
風に揺れるたびにリースが来客を迎えるように見えるため、明るく温かい第一印象を演出したい方にぴったりです。

冬の訪れを知らせる象徴としても親しまれ、最もポピュラーな飾り方です。

リビングに飾るリース

リビングの壁ダイニングスペースに飾ると、家族が集う場所に温もりと幸せをもたらします。

家族が集まるリビングには、心を穏やかにするナチュラルカラーやグリーン系のリースがおすすめです。大きめのサイズを選ぶと空間のアクセントになり、小ぶりなものを複数並べると統一感のあるインテリアになります。
キャンドルや照明と組み合わせると、夜の時間をよりロマンチックに彩ってくれます。

棚やテーブルに飾るリース

棚の上やテーブルリースとしての平置きのリースは、見下ろす楽しみがあるインテリアです。キャンドルやオーナメント、松ぼっくりを中央に置けば、テーブルリースやセンターピースとして食卓を華やかに演出できます。
小ぶりのサイズならデスクや玄関棚にもマッチし、空間を穏やかな冬のムードに包みます。特にナチュラル素材のリースは北欧風やナチュラルテイストの部屋にぴったりで、温かみのある雰囲気を演出してくれます。

このように、飾る場所を少し意識するだけで、リースは空間を彩るインテリアにも、願いを込めたお守りにもなります。
自分の暮らしに合った場所を選んで、今年のクリスマスをより特別なものにしてみましょう。

室内と屋外での飾り方の違いと注意点

クリスマスリースを飾る際は、屋内と屋外で適した素材や飾り方が異なります。せっかくのリースを長くきれいに保つためにも、それぞれの環境に合わせた工夫をしておきましょう。

屋外に飾る場合

玄関ドアや門扉など屋外に飾るときは、耐久性と固定力が大切です。風・雨・直射日光の影響を受けやすいため、プリザーブドフラワーやドライフラワーよりもアーティフィシャル(造花)リースがおすすめです。
また、フックやワイヤーでしっかり固定し、ドアの開閉で落下しないよう注意しましょう。夜には防水仕様のLEDライトを加えると、温かみのある雰囲気になります。暗くなりがちな玄関を明るく彩ります。

室内に飾る場合

屋内では湿気や直射日光の影響が少ないため、生花やドライ素材のリースでも比較的長持ちします。リビングや寝室には、自然素材の香りを楽しめるリースがおすすめです。ヒバやユーカリの爽やかな香りが空間を心地よくしてくれます。
ただし、暖房の風が直接当たる場所や、窓際の強い日差しは色あせや乾燥の原因になるため避けましょう。

フレッシュリースにはこまめに霧吹きで水分を与えると、生の状態が長持ちしやすくなります。

リースを飾る時期と外すタイミング ― 季節感を保つコツ

クリスマスリースは、ただの季節の飾りではなく、「幸運を呼び込むお守り」として飾られてきた伝統的なアイテムです。だからこそ、飾る時期と外すタイミングにも少しだけ意識を向けると、より丁寧で美しい季節の演出ができます。

飾り始めの目安

一般的には、アドベント(待降節)の時期~12月初めに飾り始めるのがおすすめです。
アドベントとは、クリスマスの約4週間前の日曜日から始まる期間のことで、「クリスマスを待つ心の準備をする期間」とされています。
この時期にリースを飾ることで、少しずつ街や家の中がクリスマスムードに染まっていき、日々の生活に温かみが増します。

外すタイミングの目安

クリスマスが終わったら外すことが一般的ですが、クリスマスが終わったらすぐ片付けるのではなく、年末年始まで飾って楽しむのもおすすめです。
特に、欧米では「1月6日の公現祭(エピファニー)」まで飾る風習があります。
日本でも、お正月飾りを出す前のタイミング(12月28日ごろ)に外す人が多く、リースを片付ける際は「1年の感謝を込めて静かに外す」のが良いとされています。

季節を感じる飾り替えのコツ

リスマスリースを外した後は、冬のリースや正月飾りにアレンジするのも素敵です。
松ぼっくりや白い木の実、ドライオレンジなどを残して、赤や金の装飾を和風の水引や松に替えるだけで、季節をまたいで楽しめます。
少しの工夫で、玄関やリビングをずっと華やかに保てるのがリースの魅力です。

飾る位置・高さ・複数飾るときの注意点

クリスマスリースはどの高さに飾るのが正解?

目線の高さ(床から約150cm前後)がおすすめです。
リースは「人を迎える象徴」でもあるため、訪れる人の目に自然に入る高さに飾ると、より温かく印象的な雰囲気になります。玄関ドアの場合は、ドアの中心〜少し上あたりに掛けるとバランスよく見えます。

屋外に飾るときの注意点は?

直射日光・風雨・湿気に注意が必要です。特に生花やドライ素材のリースは、雨や強風で傷みやすくなるため、軒下や屋根のある場所に飾るのがベストです。屋外用には、プリザーブドや人工素材のリースを選ぶと長持ちします。

室内に飾るなら、どこがおすすめ?

壁やドアのほか、リビング・ダイニング・玄関ホールなど「人が集まる場所」がおすすめです。
暖房の風が直接当たらない壁に掛けると、素材の乾燥を防げます。テーブルリースとして飾る場合は、キャンドルや小物と組み合わせて季節の演出を楽しむのも人気です。

複数のリースを飾ってもいいの?

OKです。ただし、色味やデザインに統一感をもたせるのがポイントです。玄関・リビング・廊下など複数箇所に飾る場合は、全体のトーンを合わせることで、空間にまとまりが生まれます。
たとえば、玄関は赤×グリーンの定番カラー、室内はホワイトやゴールドで上品になど、シーンに合わせた色分けもおすすめです。

壁に穴を開けたくないときは?

フックやマグネット、リーススタンドを活用しましょう。粘着フックタイプの飾り具なら賃貸でも安心です。玄関ドア用のマグネットリースフックや、棚の上に置けるリーススタンドを使えば、穴を開けずに飾れます。

クリスマスリースを購入するならフラワーギフト通販のHanaTakuがおすすめ

クリスマスリースを贈りたい、自分用に購入したいとお考えの方には、フラワーギフト通販サイト「HanaTaku(ハナタク)」がおすすめです。HanaTakuでは、さまざまなバリエーションのクリスマスリースをご用意しており、プレゼント用やご自宅用にお選びいただけます。また、オンラインで簡単に注文できるため、忙しい方にも便利です。

HanaTakuのおすすめポイント

  • 豊富なラインナップ:さまざまな価格帯のリースや、カラーバリエーション豊富にご用意しております

  • 写真付き事前確認サービス
    発送通知と同時に実際のリースの写真を送ってもらえるため、届く前に確認できるので安心。

特別な想いを込めた花束で、成人のお祝いの気持ちや感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
木谷 大晟の人物写真

HanaTaku代表

木谷 大晟

明治大学商学部を卒業後、人材系・IT系の会社を経てフラワーデザインの道に進み、2023年7月にFlower Shop Applaughを創業。フラワーデザインの資格である公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)の1級に合格しています。
現在は、花の仕入れやギフト制作を行う生花店運営からフラワーレッスンの主催まで幅広く活動しています。その傍ら、フラワーギフトの通販サイトHanaTakuを立ち上げ、店舗とオンラインを合わせて年間数千件以上のフラワーギフトを全国のお客様にお届けしています。これらの経験を活かし、HanaTakuブログにてフラワーギフト選びに役立つ花の知識や情報をお届けしていきます。