結婚記念日・記念日のお花

結婚記念日・特別な記念日に贈る心に残る花束を

結婚記念日やふたりの大切な記念日は、「これまでありがとう」「これからもよろしくね」という気持ちを伝える特別なタイミング。そんな節目にぴったりなのが、想いを形にして届けられるフラワーギフトです。

花束は、「あなたを大切に思っています」という気持ちを自然に伝えられる贈り物。言葉にしにくい感謝や愛情を、花言葉や色の意味を通して表現できるのが魅力です。

毎年の結婚記念日はもちろん、付き合った記念日・プロポーズ記念日など、ふたりだけの特別な日にも花束を贈る習慣が広がっています。花束は形として残るものではありませんが、その「一瞬の美しさ」と「贈られた記憶」は、長く心に残るもの。
だからこそ、多くのご夫婦やカップルが「結婚記念日にはお花を」と選ばれています。花束は、単なるプレゼントではなく、大切な気持ちを伝える形のひとつです。

結婚記念日の花束の相場と選び方のヒント

「結婚記念日に花束を贈りたいけれど、いくらくらいが妥当？」「どんなお花を選べば喜ばれる？」そんな疑問を持つ方に向けて、相場の目安と選び方のポイントをご紹介します。

• カジュアルな記念日：3,000円〜5,000円程度

季節の花を中心にしたナチュラルなブーケが人気です。

• 節目の年（10年・25年など）：5,000円〜10,000円程度

バラやユリなど、華やかでボリューム感のある花束が喜ばれます。

• 金婚式や特別なサプライズ：10,000円以上

高級感のあるアレンジメントやオーダーブーケがおすすめです。

また、「本数で気持ちを表す」バラの花束（例：10年目→10本のラ）も人気のスタイル。
贈る相手との関係や記念年数に合わせて、花束のボリュームや雰囲気を調整すると、より印象に残る贈り物になります。

妻にプレゼントする結婚記念日の花束

日頃の感謝を伝えるには、やさしく上品な印象の花束がおすすめです。特にピンク系や白をベースにした組み合わせは、「感謝」「幸福」「尊敬」を意味し、奥様への贈り物にぴったり。「家事や育児をいつもありがとう」「これからも一緒に笑っていこう」そんな想いを自然に伝えられます。

また、結婚年数に合わせて「〇本のバラ」や「結婚年に咲く季節の花」を取り入れるのも素敵です。初めて花束を贈る方は、持ち帰りやすいラウンド型ブーケや、そのまま飾れるアレンジメントタイプも人気です。

両親に贈る結婚記念日の花束

ご両親の銀婚式（25周年）や金婚式（50周年）などの節目には、上品で華やかなお花を選びましょう。ユリや胡蝶蘭、トルコキキョウなどは「純粋」「尊敬」「幸福」といった花言葉を持ち、感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
また、落ち着いた色味（白・淡い紫・アイボリー）でまとめると、大人のご夫婦にふさわしい印象になります。「これからも元気で仲良く過ごしてほしい」という想いを込めて、明るい黄色やグリーンをアクセントに加えるのもおすすめです。
花束にメッセージカードを添えれば、より温かみのあるプレゼントになります。

感謝の花言葉を持つお花で伝える想い

結婚記念日に贈るお花の中でも、「感謝」「幸福」「希望」などの花言葉を持つ花は特に人気があります。

• カスミソウ：「感謝」「幸福」 — 支え合う日々への感謝を込めて。
• トルコキキョウ：「変わらぬ愛」「思いやり」 — 長く続く愛情の象徴。
• ダリア：「感謝」「優雅」 — 円熟した夫婦愛を表す花。
• ピンクのバラ：「感謝」「上品な愛」 — 柔らかな愛情を伝える贈り物に。
• ガーベラ：「希望」「前向き」 — これからの未来を明るく照らすエールとして。

お花の意味を知ったうえで選ぶことで、より想いが伝わるギフトになります。

年数別｜結婚記念日に贈りたいお花と意味

結婚記念日は、夫婦として共に歩んできた時間を振り返り、これからの人生を祝う大切な節目です。それぞれの年数には「○○婚式」と呼ばれる名前があり、その意味にちなんだお花を贈ると、より心に残るプレゼントになります。

ここでは、1年目から30周年までの代表的な記念日と、おすすめのお花・その意味をご紹介します。

結婚1年目（紙婚式）に贈る花

「紙婚式」は、まだ真っ白な紙のように、新しい人生を描き始めたばかりの節目。

おすすめの花：白いバラ・カスミソウ・ガーベラ

白いバラは「純潔」や「新しい始まり」、カスミソウは「清らかな心」、ガーベラは「希望」や「前向きな愛」の意味を持ちます。
純白の花でまとめた花束は、これから築く未来のまっさらなスタートを象徴します。春〜初夏に出回る白ガーベラは、軽やかで爽やかな印象を与えます。

結婚2年目（綿婚式）に贈る花

「綿婚式」は、綿のようにふんわりと柔らかく、ぬくもりに満ちた関係を築く時期。

おすすめの花：ピンクのカーネーション・チューリップ

カーネーションのピンクは「感謝」や「温かい愛情」を、チューリップは「思いやり」「誠実な愛」を表します。チューリップは春限定（2〜4月頃）の花なので、季節感を添えたギフトとしても人気です。

結婚3年目（革婚式）に贈る花

「革婚式」は、革のようにしなやかで強く、年月を重ねて深まる絆を意味します。

おすすめの花：赤いバラ・アルストロメリア

赤いバラは「情熱」や「永遠の愛」、アルストロメリアは「信頼」や「友情」を象徴。落ち着いた赤系トーンでまとめることで、夫婦の成熟した愛情を表現できます。

結婚4年目（花婚式）に贈る花

「花婚式」は、家庭が花開くように愛情と幸福が満ちる節目。

おすすめの花：バラ・トルコキキョウ・季節の花束

トルコキキョウは「優美」や「深い愛情」の象徴。バラと合わせると華やかで記念日にふさわしい印象になります。春〜秋に旬を迎える旬花を取り入れた花束も人気で、特別感を演出します。

結婚5年目（木婚式）に贈る花

「木婚式」は、木のようにしっかり根を張り、夫婦としての絆が安定する時期。

おすすめの花：グリーン多めのアレンジメント・ユリ・トルコキキョウ

ユリは「純粋」や「威厳」、リシアンサスは「希望」や「優雅さ」を意味し、上品で穏やかな雰囲気に。
観葉植物や枝ものを加えると「木」の象徴としてぴったりです。

結婚6年目（鉄婚式）に贈る花

「鉄婚式」は、鉄のように強く揺るがない絆を意味します。

おすすめの花：赤いガーベラ・オレンジのバラ

赤いガーベラは「前向きな愛」、オレンジのバラは「絆」「信頼」を象徴。明るく力強いカラーで、これからの人生へのエールを込めて贈りましょう。

結婚7年目（銅婚式）に贈る花

「銅婚式」は、銅のように温かみのある家庭を築いてきた証。

おすすめの花：オレンジやコーラルカラーの花束・ダリア・カーネーション

ダリアは「華麗」や「感謝」、カーネーションは「深い愛」を意味します。秋限定（9〜11月頃）に出回るダリアは季節感があり、特別感を演出します。

結婚8年目（ゴム婚式）に贈る花

「ゴム婚式」は、柔軟で弾力のある関係を象徴。

おすすめの花：ピンクのガーベラ・グリーン多めの花束

ガーベラは「前進」や「希望」、ピンクは「優しさ」を意味します。
明るく爽やかな花束に仕上げると、フレッシュな関係性をイメージさせます。

結婚9年目（陶器婚式）に贈る花

「陶器婚式」は、年月を重ねて味わい深くなった関係を祝う日。

おすすめの花：紫のトルコキキョウ・リンドウ

紫系の花は「尊敬」や「気品」を表し、大人の落ち着きを感じさせます。リンドウは夏～秋限定（7〜10月頃）の花で、「誠実」や「あなたの悲しみに寄り添う」という深い意味を持ちます。

結婚10年目（錫婚式）に贈る花

「錫婚式」は、錫（すず）のように美しく柔らかく、長く続く関係を象徴。

おすすめの花：白×ピンクのバラ・ダズンローズ（12本のバラ）

12本のバラは「感謝・誠実・幸福・信頼」など12の想いを表し、節目の贈り物に最適。

結婚14年目（象牙婚式）に贈る花

「象牙婚式」は、年月とともに磨かれた美しい関係を称える日。

おすすめの花：アイボリーカラーのバラ・白いダリア

アイボリーは「成熟した愛」や「上品さ」を象徴。
白いダリア（秋限定）は「感謝」「気品」の意味を持ち、特別な贈り物にぴったりです。

結婚20周年（磁器婚式）に贈る花

「磁器婚式」は、長年連れ添った夫婦の美しさと強さを称える記念日。

おすすめの花：青いバラ・ユリ・蘭

青いバラは「奇跡」「永遠の愛」、ユリは「純粋」、蘭は「高貴」や「上品な愛情」を意味します。重厚感のある花を選ぶことで、20年の絆を華やかに祝えます。

結婚30周年（真珠婚式）に贈る花

「真珠婚式」は、真珠のように内側から輝く愛を表す節目。

おすすめの花：白バラ・胡蝶蘭・トルコキキョウ

白バラは「尊敬」、胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」、トルコキキョウは「永遠の愛」を象徴。純白でまとめると、30年の年月を優雅に彩ります。

季節別・月別に選ぶおすすめのお花

結婚記念日を迎える季節に合わせてお花を選ぶのも人気です。

• 春（1〜3月）：チューリップ、スイートピー、ラナンキュラス
• 初夏（4〜5月）：シャクヤク、バラ
• 夏（6〜8月）ひまわり、トルコキキョウ、カスミソウ
• 秋（9〜11月）：ダリア、リンドウ、コスモス
• 冬（11〜12月）：シンビジウム、ポインセチア、アマリリス