フレッシュクリスマスリースの作り方|自分で簡単にできるリース作り

フレッシュクリスマスリースの作り方|自分で簡単にできるリース作り

クリスマスの季節が近づくと、お部屋を彩るアイテムとして人気なのが「クリスマスリース」。
実はお店で買うだけでなく、自分で手作りすることもできるんです。

自分の好みに合わせたデザインで作るリースは、世界にひとつだけの特別な存在です。
針葉樹の香りや木の実、リボンを組み合わせる時間も、クリスマスの楽しみのひとつになります。

この記事では、初心者の方でも簡単にできる クリスマスリースの作り方 を、材料選びから飾り方まで解説します。
家族や友人と一緒に、心あたたまるリース作りを楽しんでみましょう。

材料リストと道具のチェックポイント

クリスマスリース作りは、特別な道具がなくても始められるのが魅力です。まずは、基本となる材料と道具をそろえましょう。

基本の材料

必要な道具

  • リース土台:木のツルや針金製、発泡スチロール製などさまざまです。写真のものはサンキライリースです。ナチュラルな雰囲気を出すならツル素材がおすすめです。
  • ハサミまたはニッパー:枝やワイヤーを切るときに使用します。

  • ワイヤー:飾りを固定するために使います。緑色のものや黒色のものがあります。
  • グルーガンや接着剤:オーナメントをしっかり固定したいときに便利です。

  • 手袋:針葉樹の樹液やトゲから手を守るために使うのがおすすめです。

  • グリーン(葉もの):ヒバ、モミ、ヒムロスギなどの針葉樹です。写真はヒムロスギとブルーアイス、ユーカリ•ポポラスです。フレッシュな香りでクリスマスらしさが増します。

  • ドライになりやすい花材:グリーンと一緒に徐々にドライになる様子を楽しめる花材を入れると、仕上がりがプロっぽくなります。写真はエレンジューム、リューカデンドロン、ブルニアです。
  • 飾り(オーナメント):松ぼっくり、木の実、ドライオレンジ、シナモンスティック、ベル、リボンなどお好きなものを準備します。

クリスマスリースの基本の作り方

初心者でも簡単に作れる、王道のクリスマスリースの作り方を紹介します。

①リース土台にワイヤーを固定する

まずは、リース土台を準備します。今回はツルのリース土台を使用します。ワイヤーをリース土台に巻きつけて固定しておきます。

②グリーンをカットして下準備

ヒバやヒムロスギ、ユーカリなどの葉ものを10〜15cm程度にカットします。上が切れている部分と、先端の部分で分けておくと、あとで作りやすくなります。

③カットした枝を3~4本ほどまとめて束を作る

さまざまな種類のグリーンをまとめて束にします。その際、先端の部分のものを手前に置くことで、綺麗な見た目になります。

④グリーンを土台に巻きつける

リース土台の上に乗せ、全体の3分の1ほどの部分をワイヤーで2~3周巻きつけます。枝は乾燥すると細くなるので、抜け落ちないようにしっかりと巻きます。

巻き付けたら、ワイヤーを外側にギュッと引っ張ります。これを繰り返します。

⑤束を重ねてまたワイヤーで巻きつける

先ほど巻きつけた束の下にまた束を重ねてワイヤーで巻きつけます。グリーンだけでなく、ところどころ花材も入れながら作っていきます。

土台の真上だけでなく、内側や外側にも束をつけていくとボリュームよく仕上がります。

⑥巻き終わりを調整する

最後の巻き終わりが一番の山場です。巻き終わりははじめにつけた枝を持ち上げて、その下に最後の束の枝を隠すように置きます。最初に巻き付けた部分と最後に足した束の境目が自然になるようにボリュームを調整し、不自然にならないように巻きつけて完成です。

⑦飾り(オーナメント)をバランスよく配置する

最後に松ぼっくりや木の実、リボンなどを配置し固定していきます。固定する際にはグルーガンや接着剤を使用し、しっかり固定しましょう。リースを起こし、飾りがぐらつかないように確認しながら進めると安心です。

手作りクリスマスリースを長持ちさせる保存・飾り方のコツ

手作りのクリスマスリースは、作ったあとも美しさを長く保ちたいものです。ポイントを押さえれば、数週間から1か月ほど楽しむことができます。

直射日光と湿気を避ける

リースは直射日光に当たると色褪せや乾燥が早く進みます。また湿気の多い場所ではカビや花材の傷みの原因になってしまいます。
玄関や室内の風通しの良い場所に飾るのが理想です。

風通しの良い場所で飾る

室内の暖房やストーブの近くは乾燥が早く、葉や花がパリパリになりやすいです。
窓際や棚など、風通しが良く温度が安定している場所がおすすめです。

霧吹きで水分を与える

1日に1~2回ほど霧吹きで水分を与えると、フレッシュな状態が長持ちしやすくなります。

ドライリースとして楽しむ

生の素材で作っているので、どうしても乾燥してきます。徐々にドライリースになる状態を楽しめるのも、フレッシュリースならではの醍醐味です。作りたてのいい香りが広がるフレッシュリースも、色合いが変わってきたドライリースもどちらも楽しめます。

よくある失敗とその対策|枝落ち・色あせ・バランス崩れを防ぐには?

手作りクリスマスリースは、初心者でも楽しめますが、作る過程や飾る際に失敗しやすいポイントがあります。
ここでは、よくある失敗とその対策をご紹介します。

枝や葉が落ちやすい

グリーンや枝を十分に固定していなかったり、重いオーナメントを一度に載せすぎたりすると、枝や葉が落ちやすくなります。このような場合は、ワイヤーやグルーガンを使ってしっかりと固定することが大切です。また、重い飾りは一か所に集中させず、少しずつ分散して配置すると安定し、リース全体が美しく仕上がります。

リース全体が重くなる

素材やオーナメントを詰め込みすぎると、リース全体が重くなり、飾る際に不安定になりやすくなります。この場合は、軽量のオーナメントを使用したり、飾る場所に合わせてリースのサイズを調整したりするのが効果的です。重い飾りは後から少しずつ追加してバランスを整える方法もおすすめです。

色あせや退色

直射日光や暖房などの風に当たったり、湿気やほこりの影響を受けたりすると、リースの色があせやすくなります。これを防ぐには、風通しの良い日陰に飾るのが基本で、霧吹きで水を吹きかけると、長持ちしやすくなります。

玄関・壁・棚で魅せるリースのサイズとスタイル

クリスマスリースは飾る場所によって最適なサイズやスタイルが変わります。場所に合わせたアレンジを意識することで、空間全体の雰囲気をより華やかに演出できます。

玄関に飾るリース

玄関は家族やゲストが最初に目にする場所です。ここにリースを飾ると、訪れる人を歓迎し、魔除けや幸福を呼ぶ意味も込められます。サイズはドアの大きさに合わせて、直径30〜40cm程度が目安です。素材はグリーンを中心に、木の実やリボンでアクセントを加えると、華やかさと温かみが両立します。

壁やドアに飾るリース

室内の壁やドアに飾る場合は、玄関ほどの存在感は必要ありません。直径20〜30cm程度のやや小ぶりなリースがおすすめです。壁に飾ることで、部屋全体のクリスマスムードを高め、幸福や喜びを象徴するアクセントになります。色合いや素材のテーマを部屋のインテリアに合わせると、統一感のある空間に仕上がります。

テーブルや棚に置くリース

テーブルや棚に置くリースは、家族やゲストと過ごす空間の中心として活躍します。平置きで楽しむ場合は、直径15〜25cm程度のコンパクトなサイズが扱いやすく、花やグリーンを立体的に配置すると、どの角度から見ても華やかさが伝わります。キャンドルや小物と組み合わせる飾り方もおすすめです。

よくある疑問 Q&A | 手作りクリスマスリースで初心者が悩むポイント

初めてクリスマスリースを作ると、「どうやって作ればいいの?」「長持ちさせるには?」など疑問が出てきます。ここでは、初心者がよく抱える悩みをQ&A形式でまとめました。

初めてでも上手に作れる?

はい、初心者でも作れます。リースベースにグリーンを巻きつけ、アクセントとして木の実やリボンを加えるだけでも十分華やかになります。ポイントは「バランス」と「立体感」を意識することです。

クリスマスリースはどのくらい前に作ればいい?

飾る予定の1〜2週間前に作るのがおすすめです。12月に入ったら飾り始める人が多いです。

作ったリースがすぐに枯れるのが心配

直射日光や湿気の多い場所を避け、風通しの良い場所に飾ることで長持ちします。せっかく作ったリースを長く飾りたい方は、フレッシュリースではなく、ドライ素材や造花で作るのもおすすめです。

色や素材の組み合わせが分からない

ベースカラーを決め、アクセントカラーは2〜3色以内にまとめると統一感が出ます。グリーン×赤×ゴールドや、ホワイト×シルバー×ブルーなど、テーマカラーを意識すると簡単です。

クリスマスリースを購入するならフラワーギフト通販のHanaTakuがおすすめ

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    発送通知と同時に実際のリースの写真を送ってもらえるため、届く前に確認できるので安心。

特別な想いを込めた花束で、成人のお祝いの気持ちや感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
木谷 大晟の人物写真

HanaTaku代表

木谷 大晟

明治大学商学部を卒業後、人材系・IT系の会社を経てフラワーデザインの道に進み、2023年7月にFlower Shop Applaughを創業。フラワーデザインの資格である公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)の1級に合格しています。
現在は、花の仕入れやギフト制作を行う生花店運営からフラワーレッスンの主催まで幅広く活動しています。その傍ら、フラワーギフトの通販サイトHanaTakuを立ち上げ、店舗とオンラインを合わせて年間数千件以上のフラワーギフトを全国のお客様にお届けしています。これらの経験を活かし、HanaTakuブログにてフラワーギフト選びに役立つ花の知識や情報をお届けしていきます。